お気に入りアニメのDVDです♪
2007年の作品。
【精霊の守り人】
★★★★★
女用心棒バルサが守ることになったのは王子様!
その王子様にはとんでもない秘密が…。
という内容なんですが、もう…何から語れば良いか分からないくらい愛おしくて大好きで大切なアニメです。
今も再放送中なんですが、もう再放送だけで4回くらいやってる(N●Kで)。
そして毎回見てる(笑)
原作は児童書です。いや、児童書って言っていいのかなぁ。私はアニメしか知らないのですが、小説もかなり良いらしい。
漫画も出てます。
魅力的な部分をいくつかあげてみると…まず登場人物が全て素晴らしい。
主人公はアラサー女子(笑)。
そして王子様は…何歳だっけなぁ。小学校高学年?
そして彼らを助ける人達に、バルサの幼馴染の男性キャラや、この男性キャラのお師匠様のお婆さん。
そして王子を暗殺しようとする男前の集まる組織。
王子の元侍従達。
とにかく嫌なキャラが一人も居ない。それぞれが魅力的。
設定や背景も緻密に計算し尽くされていて、世界が揺ぎ無い。
反目していたキャラ達が、最後は目的を一つにしてあるものと闘う。
そういう流れが丁寧に描かれていて、ラストに思わず貰い泣きしてしまう。
キャラについてもっと深く語ると、まずやっぱり何より大好きなのは主人公のバルサ。
このアラサー女子はまた…どんだけ男前なんだよ!っていうくらいカッコイイ!
長い槍を使って闘うんだけど、体術も優れていて、同じ女子から見てもほんとに惚れる(笑)
彼女は暗い過去を背負っていて、その過去を知っているからこそ、今の強い彼女があるんだと思うと切なくなります。
性格は竹を割ったような人で「~~だろう?」「早く食べちまいな!」とか口調も男前。
でも怖かったり冷たかったりとか、そういうマイナスな性格ではないです。
笑顔も素敵だし照れることもある。
王子のことも特別扱いしないし、市井の子に馴染むように生き方を教えてあげたり。
おんぶを知らない王子をおんぶしてあげたりとかもう……たまらない(笑)
個人的には彼女の入浴シーンの後ろ姿が、たまらなく色っぽくて、どうしようかと思った(笑)
幼馴染の男性タンダはバルサが好きで一応結婚とかを匂わせる言動をするんですが、バルサは困った顔をするのでそっとその場は引いたりします。
でも凄く愛してるの。ちなみにバルサより2つ年下。
彼女が闘いで怪我をしてくれば、いつも治療するのが彼で、その二人の様子をそばで見ている王子は彼に「バルサにプロポーズしないのか?」とか聞いちゃうんです(笑)
彼も良い男なのだ。
最後に彼の見せ場があって、そこがかなり良い(笑)
そしてもう一人の主人公の王子チャグム。
彼がまた…凄く良い子で(>_<)
実の父親である王様からある理由により「忌み子」として処刑されそうになり、実の母の策により王族の身分を捨て、市井の人になり生き延びるようバルサという用心棒にその人生を託された子。
最初は甘えん坊で突然の逃亡劇に戸惑うばかりだった彼も、次第に生来の好奇心と優秀さを発揮して、どんどん市井に馴染み、自分の人生を受け入れていく様子がとても見ていて頼もしい限りです。
生き物が好きで心が優しくて…まさに王子様です。昔流行った「カリスマ」的なものを持ち合わせています。
凛とした姿も印象的。
あと…実は王子は生きていたということに気付いた王が王子を暗殺するために送る部隊。
彼らも良い味を出しています。
キャラ以外だと、アニメとして戦闘シーンがとにかく圧巻!だという点です。
制作がプロダクションIGなので、作りが物凄く丁寧で奇麗です。
声優さんも、このバルサの声がまたピッタリなのよ!
声をあてているのはどうやら舞台女優さんらしい。声の張りがハンパねえ!(笑)
バルサの声は彼女以外考えられないってくらいです。
なんだか言いたいことをつらつら書いたので、まとまりが無いレビューに(汗)
まぁそれもご愛敬。
下 ↓ に紹介したDVDジャケットの女性がバルサです。良い女でしょ?(笑)
彼女の少女時代のエピソードもあるのですが、また可愛いんだこれが!(>_<)
可愛いのに悲劇。切なすぎる!
あ、もう一個魅力的な面があった。
バルサがお母さん、チャグムが息子、タンダがお父さん。
そんな疑似家族になっていく暖かい展開がほのぼのしていて良い!!(笑)
うーん、でもバルサはお父さんとお母さんを兼ねてますね、完全に(笑)
「うちは父ちゃんがいないからね、あたしが父ちゃんの代りだ」とか堂々と言っちゃうこともあって、なんかもう…この疑似家族が愛おし過ぎる(笑)
本当にお勧めです。
これはもう再放送されるなら何度でも観たい。
公式サイト 精霊の守り人
その他カテゴリーの一発目はこれ。
【音楽劇「十二夜」 BY Studio Life】
★★★★★
一週間前に見てきました。もう爆笑の嵐!
私、ホントに涙出して笑いました。途中でハンカチで涙をぬぐったほど!(笑)
この劇団はかれこれ6年くらい前からファンクラブに入ってて、最初に見たのは確か漫画原作「OZ」の舞台でした。
この劇団は特殊で、団員が全員男性なんです。
女性役も男性が演じます。
そしてキスシーンとかも普通にあるし、全裸(背中ショットのみ・笑)を晒すシーンも普通にやったりします。
うーん、歌舞伎の演劇バージョン、宝塚の男バージョンみたいなもんかな。
脚本家だけは女性です。
演目は少女漫画原作もあるし、最近はシェイクスピアも多いです。
あとは小説「白夜行」を公演したこともあったり。
とにかく女優さんが素晴らしいのです。美しい&キュート!
もちろん演じているのは男性なんですが、女性よりも女性らしい(笑)
男性も素敵な方ばかりです。
テレビで見かける 姜 暢 雄 さんもこの劇団所属なんですよ、実は(笑)
超目の前でこの方を生で見た時にはあまりにも肌が奇麗で鳥肌ものでした(笑)
他の役者さんも結構CMで見かけたりすることもあるし、実は なると の舞台にも確か かかし先生 の役で役者さんが出てました(笑)
この劇団はほんと大好きなんですが、さらに今回のこの十二夜がまた!
ほんと面白い!
外国版「とりかえばや物語」です。
生き別れた超そっくりな双子の兄と妹が、すったもんだのあげく再会し、お互い好きな人と結婚して大団円!なお話。
詳細はネットで各自で調べてもらうとして…。
まさにこの十二夜はスタジオライフにぴったり!な物語なのです。
なぜなら、シェイクスピアの時代は女が演劇をやることを汚らわしいとされていたから。
歌舞伎みたいなもんですね。
だからこの十二夜も、元々全て男性の役者だけで演じていたのです。
更にこれの面白いところは 男性役者が女性役を演じ、さらに女性役として男装をする その辺のなんとも妙な配役がなされていること。
それこそまさにスタジオライフであってシェイクスピアなんですねー(笑)
味があって本当に面白い!
会場がほんと最初から最後まで笑いの渦でした。
こんなに笑った公演は初めてかもしれない(笑)
十二夜そのものが面白くて、そこにスタジオライフならではのコメディ要素も追加されててホントに最高でした。
これからもこの劇団は追いかけていきたいです♪
★★公式サイト スタジオライフ★★